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インフルエンザの治療に新薬ゾフルーザが誕生|予防対策や万が一インフルエンザにかかってしまった後の対処法

インフルエンザの新薬や予防策

インフルエンザの治療に新薬ゾフルーザが誕生|予防対策や万が一インフルエンザにかかってしまった後の対処法

 

 

インフルエンザを完全にシャットアウトする特別な方法はありません

あたりまえのことですが、日々の生活習慣の積み重ねが大切です

基本的な「手洗い・うがいをする」「マスクで感染を防ぐ」など、当たり前のことが毎日しっかり出来ている人は意外と少ないのが現状です

この記事では

  • インフルエンザの新薬・ゾフルーザについて
  • インフルエンザの予防対策
  • インフルエンザにかかってしまった後の対処法

についてまとめています

インフルエンザと風邪の違い

ブタ美
ブタ美
インフルエンザとかぜって具体的にどう違うんだろう?
ムネ先生
ムネ先生
具体的な違いを以下の表でまとめました
インフルエンザ かぜ
感染経路 飛沫感染、接触感染 主に接触感染
主な症状 発熱、筋肉痛、関節痛、全身倦怠感、強い悪寒 くしゃみ、鼻汁、鼻づまり、軽い悪寒
発熱体温と期間 38℃以上で3~4日間 微熱もしくは37℃台くらいまで
合併症 気管支炎、肺炎、脳炎など なし
病原 インフルエンザウイルス
A型、B型、C型
ライノウイルス、アデノウイルスなどさまざまなウイルス
その他 症状は急速に現れる
子どもや高齢者は重症化しやすい
筋肉痛や倦怠感など全身症状はあまりなく、重症化することは少ない

インフルエンザの重症化により入院する大半を占めているのが60歳以上のひとたちです

ご高齢の方は基本的に若い人よりも免疫力が弱く、インフルエンザによって免疫力がさらに低下することで、他の細菌による肺炎などの二次感染を起こしやすいのです

肺炎を引き起こす代表格は肺炎球菌と言われるもので、65歳以上の方は5年ごとに肺炎球菌ワクチンを定期摂取で受けることができます

ワクチンを摂取していないとインフルエンザになったときに肺炎球菌にも感染しやすいので、もし受けていないようであれば早めに受けるようにしましょう

乳幼児はインフルエンザになると発熱などの症状が顕著ですが、ご高齢の方はなんとなく元気のない状態からいきなり肺炎を起こすこともあります
インフルエンザにならない為に対策が重要です

インフルエンザの感染経路

インフルエンザの感染経路は飛沫感染と接触感染の2つです

飛沫感染

感染した人が咳やくしゃみをすることでウイルスを含む飛沫(直径0.005㎜以上の水滴)が飛散する
これを健康な人が鼻や口から吸い込み、ウイルスを含んだ飛沫が粘膜に接触することによって感染する

接触感染

皮膚と粘膜の直接的な接触、あるいはタオルやドアノブなど中間物を介入する間接的な接触による感染

その他にも空気感染と言って飛沫の水分が蒸発して乾燥し、さらに小さな粒子(直径.005㎜未満)の飛沫核となって、空気中を漂い離れた場所にいる人がこれを吸い込むことによって感染するものもあります

ただしインフルエンザの感染ではほとんどないと考えられています
飛沫格は空気中を長時間浮遊するため、対策としては特殊な換気システム(陰圧室など)やフィルターが必要です

つまりインフルエンザの季節になると空間除菌なるものがCMでもよく流れますが、予防対策としては効果は期待できません

インフルエンザ新薬のゾフルーザとは

名称 ゾフルーザ タミフル イナビル リレンザ ラピアクタ
薬の形 飲み薬 飲み薬 吸入剤 吸入剤 点滴
回数 1回 1日2回
5日間
1回 1日2回
5日間
1回
販売会社 塩野義製薬 中外製薬 第一三共 グラクソ・スミスクライン 塩野義製薬

これまでインフルエンザの治療で主に使われてきた薬(タミフルなど)は、細胞内で増えたウイルスが出ていくのを食い止め、体の中で広がるのを防ぐ効果がありました

それに対し、2018年3月に発売された新薬「ゾフルーザ」はウイルスが細胞内で増えること自体を抑える新しいメカニズムの治療法です
タミフルに比べてウイルスが体内から消えるまでの時間が1/3(72時間から24時間)に短縮されるのも大きな特徴の一つです

タミフルは1日に2回、5日間飲み続ける必要があるのに対し、ゾフルーザはたった1回飲むだけでOK!
タミフルのように飲み忘れてしまう心配もなく、便利さも向上しています

ただゾフルーザは短い審査機関で承認された背景があり、安全性を見極めてから処方したいと考えている医師も多く、インフルエンザの定番薬として使用されるのにはもう少し時間がかかりそうです

インフルエンザの予防策

保育園や学校、そして職場で集団生活を送っている以上、インフルエンザウイルスを100%シャットアウトすることは不可能です

ただできるだけウイルスを家に持ち込まない、これ以上広げないことは対策することで十分効果を期待できます

特に冬はこれでもかというくらい以下の点に気を付けるようにしてみましょう

インフルエンザウイルスの予防策
  • うがいや手洗いの習慣をつける
  • 外出時は必ずマスクの着用
  • 快適な室内環境を作る
  • 十分な睡眠をとり適度に体も動かす
  • 人ごみを避ける
  • インフルエンザワクチンを摂取する

うがいや手洗いの習慣をつける

うがいをする際は、のどの奥まで届くように10秒程度しっかり音を立てて、最低3回は繰り返しましょう
水でも効果はありますが、殺菌力のあるカテキンを含んだ緑茶でうがいをするとより効果的です

喉に付着したウイルスは胃に流してしまえば消えてしまうので、うがいが出来ないときは殺菌効果の高い緑茶や紅茶を1時間に5,6回程度飲むことでインフルエンザの予防対策になります

外出時は必ずマスクの着用

マスクの目的は感染者が周りに移さないだけでなく、飛沫感染を避ける効果があります
ただしウイルス用マスクであっても正しく装着しないとマスクの隙間からウイルスが侵入してくるので注意しましょう

快適な室内環境を作る

室内が乾燥しているとウイルスの活動が活発になるだけでなく、鼻やのどなど、ウイルスが付着する気道部分が敏感になります

しっかりと加湿し、湿度を50~65%内で一定にキープできるようにしましょう

十分な睡眠をとり適度に体も動かす

睡眠時間は大人なら6~8時間がベストです
忙しくて十分な睡眠時間が確保できないときは、何時間寝るよりも寝起きの時間を一定にするなど、睡眠サイクルを整えることを意識しましょう

またウォーキングやジョギング、ヨガやピラティスなど、適度な運動をすることで免疫力もアップします

人ごみを避ける

免疫力が低下している人は人混みなどはなるべく避けるようにしましょう

電車や駅、商店街などで朝晩の混んでいる時間帯は避け、空いている時間帯に行くなど工夫しましょう

インフルエンザワクチンを摂取する

インフルエンザワクチンは感染を100%防げるものではありませんが、仮にインフルエンザにかかってしまっても症状が重症化しないで済みます

インフルエンザワクチンの抗体が付くには打ってから3週間ほどかかるので、毎年インフルエンザのピークを迎える1カ月前には1回目の摂取をするようにしましょう

インフルエンザにかかってしまったら

インフルエンザにかかってしまったら、家族や友人に移さないように二次被害の対策を取りつつ、少しでも体が楽になる対策をとりましょう

インフルエンザにかかってしまったらすべきこと
  • 受診するタイミングが大切
  • 水分補給はイオン飲料を
  • 冷やす箇所は首や太ももの付け根に
  • 家族にうつさないようにアルコール消毒を
  • 食事は栄養バランスのよい消化の良いものを

受診するタイミングが大切

「インフルエンザかな?」と思ったらすぐに病院で診てもらいたくなる気持ちは分かりますが、インフルエンザの検査は発熱から以上経っていないと正確な判断ができません

なのでそれまでは自宅で安静に過ごすようにしましょう

どうしてもすぐに病院で診てもらいたい場合には、かかりつけの病院に富士ドライケムという検査装置を置いているか確認しましょう
この検査装置であれば発熱から6時間以上経っていればインフルエンザの検査をすることができます

水分補給はイオン飲料を

発熱とともに大量の汗をかくので、こまめに水分補給をし脱水症状を防ぎましょう
また体調が悪いときに水分補給には、体液のイオン構成に近いイオン飲料のほうが水より素早く体内に吸収されるためオススメです

冷やす箇所は首や太ももなどの付け根に

熱が出ているときは太い血管や血管がたくさん集まっている箇所を冷やすのが効果的です
首のまわりやワキの下、太ももの付け根といったリンパと言われる箇所に冷えたタオルや冷却シートなどを使用し熱を下げることで症状が少し楽になります

よく熱が出るとおでこを冷やす人がいますが、熱を下げる効果はありません

家族にうつさないようにアルコール消毒を

インフルエンザウイルスは、衣類に付着したウイルスは15分程で活性が落ちますが、金属に付着したウイルスは24時間も活性が持続します

なので家族が発症したらそれ以上感染を広げないためにも、キッチンペーパーなどに除菌スプレーを吹きかけ、金属製のドアノブやトイレのレバーなど、よく触る箇所を拭いてウイルスを取り除くようにしましょう

食事は栄養バランスのよい消化の良いものを

体調が悪いときはなかなか食も進まないかもしれませんが、早い回復を望むのであれば少しでも食べるように心がけましょう

5体栄養素のタンパク質・糖質・脂質・ビタミン・ミネラルのバランスを意識しつつ、消化の良い豆腐や卵、野菜など柔らかく煮たものやうどんなどがおすすめです

どうしても食が進まないときにはコンビニや薬局でよく見かける、飲むタイプの栄養ゼリーがおすすめです
手軽にバランスの摂れた栄養を摂ることができます